ハーレーにはいくつかの種類がありますが、その中で日本で人気が高いのがスポーツスターです。ハーレーのバイクといえば、ゆったりとしたポジションで座り、ドロドロと地響きを立てて鼓動する低速トルク域でのエンジンをとどろかせて、どこまでもまっすぐな道を悠然と走るというイメージがあるかもしれません。
しかし、スポーツスターはその名の通りスポーツ性能を重視しているので、重たい車体を軽快に飛ばすことができ、コーナリングも楽しく、峠を走るのも楽しいバイクです。スポーツスターの歴代モデルの中でも、最新の「XL1200CX ロードスター」は人気が高いです。
フロントに19インチ、リアに18インチとサイズの異なるホイールが採用されており、これにより前輪荷重を高め、旋回性を向上させています。ただ、他のスポーツスターのように16インチの小径ホイールではないので、直線での安定感や足つきの良さでは少々厳しいかもしれません。
やや前傾姿勢のポジションとなりますが、あまり前傾姿勢で操縦すると、逆に運転しにくくなります。バイクの基本である下半身でバイクをコントロールすることが大切です。国産のスーパースポーツに比べると決して早くはありませんが、しかし、普通の走っている分には十分スポーティで楽しめますし、ハーレーに乗っているという満足感は国産にはない喜びがあります。